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歯の豆知識

Knowledge

フッ素

  • 子どもを虫歯にさせたくないなあ
    どんな方法があるかしら?

  • 虫歯予防には、歯医者さんで塗る“フッ素”が最適ですよ

  • 市販フッ素と歯医者さんのフッ素は何が違うんですか?

  • 一番の違いは濃度です
    歯科医院のフッ素はなんと10倍の濃度なんです
    当院は、フッ素だけでなく、食生活の指導も行っています

フッ素の効果

虫歯菌に抵抗力の弱いお子様の歯質を守るために、
重要なものがフッ素です。

フッ素をぬると、虫歯に負けない強い歯になります

  • フッ素って安全なの?

  • フッ素は体に悪いとお考えの方もいるかもしれません。
    歯科で使う濃度のフッ素と量では、健康には全く問題ありません。
    上水道にフッ素添加している国は60か国以上あります

  • フッ素入り歯磨きの量ってどのくらいがいいの?

  • フッ素入りの歯磨きはその量がとても大切です。
    一度に大量のフッ素を使用してしまうと、慢性中毒になり
    吐き気、嘔吐などの症状がでてしまうことがあるからです。

食生活

  • うちの子甘いものばっかりたべてるんですが大丈夫?

  • 甘いものを食べるのは大丈夫です。
    ただ、時間と食べるものに気を付けたほうがいいですよ

食べ物の種類を考える

離乳食がおわると、食べるものが増えて、間食に甘いものを食べる機会が増えがちです。
子どもが泣きやまないから、チョコをあげてしまった。
とういような経験のある親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか

甘味は子どもの時から本能的に好むものなので、
与えすぎると欲求がエスカレートしてしまいます。

一度甘いものを覚えてしまうと、それを我慢させる事はとても大変です。

規則正しくおやつを与える

甘い物を食べると、お口の中の虫歯菌が活発になり酸を出します。
歯は酸にとても弱いので、歯がとけてしまいます。これが虫歯です。

唾液にはこの虫歯菌の酸を中和する働きがあり、初期の虫歯であれば、歯の表面がもとにもどり、虫歯が進行するのを防いでくれます。

しかし、おやつの時間を決めずに、ダラダラ食べをしていると、唾液の修復が追い付かなくなり、どんどん虫歯が進行していってしまいます。

キシリトール

  • キシリトールってよく聞くけどどんなもの?

  • 砂糖と同じくらいの甘さのある人工甘味料です。
    虫歯の原因にならないだけでなく虫歯菌を減らす作用あります。
    キシリトールを上手に使う事で、
    楽しく虫歯予防
    することができますよ。

キシリトールの効果

北欧では、キシリトールを食後に接種する事で、虫歯を減らす事に成功しました。
このことから、キシリトールは虫歯予防に効果があると考えられています。

キシリトールを摂取しても、お口の中の虫歯菌は酸を出す事ができません。
さらに、虫歯菌の活動を弱める働きもあります
予防歯科先進国フィンランドの大学では、一般の食事に含まれる糖をキシリトールに置き換えたところ、
85%も虫歯のリスクが減少したという研究結果があります。

追加型の虫歯予防としておすすめ

キシリトールは虫歯予防には最適なものです。
だからといって、キシリトール入りのガムなどを食べていれば虫歯にならない、というわけではありません。

  • 毎日の歯磨き
  • 正しい食生活
  • 歯科医院での定期検診

これらとキシリトールを併用する事で、予防効果を向上させることができます。