【常滑市】敬老の日をきっかけに歯科検診へ
「最近、入れ歯が少し合わない」「以前より硬いものを避けるようになった」「お茶や汁物でむせることが増えた」このような変化を、年齢のためと我慢していませんか。
敬老の日は、これまでの日々を振り返り、これからの健やかな暮らしを考える日でもあります。ご家族とのお祝いの食事を楽しむためにも、ご自身のお口の状態を一度確認してみるのはいかがでしょうか。
歯科検診では、むし歯や歯周病だけでなく、入れ歯、噛み合わせ、お口の清潔状態などを確認します。必要に応じて、噛む・飲み込む・話すといった機能を確認することもあります。この記事では、常滑市で歯科検診を考えている高齢者の方へ、受診のきっかけになる変化や検診で確認する内容を分かりやすくお伝えします。
高齢者の歯科検診では何を確認するの?
歯科検診は、痛い歯を見つけるためだけのものではありません。
今のお口の状態を知り、これからも食事や会話を楽しむための手がかりを得る機会です。検査内容は、年齢や利用する制度・歯科医院によって異なります。
【むし歯・歯周病・残っている歯】
年齢を重ねても、むし歯や歯周病への注意は必要です。特に歯周病は、初期には気づきにくいことがあります。歯ぐきから血が出る、口臭が気になる、歯がぐらつくといった症状がなくても、定期的に確認しておくと安心です。
【入れ歯と噛み合わせ】
入れ歯は、使い続ける間に歯ぐきや顎の形が変わると、合いにくくなる場合があります。入れ歯が動く、歯ぐきに当たって痛い、食べ物が入り込む、噛みにくいといった違和感があれば、そのまま我慢せずに伝えましょう。残っている歯や噛み合わせもあわせて確認します。
【噛む・飲み込む・話す機能】
食べこぼし、むせ、滑舌の変化などは、お口の機能が変化しているサインの可能性があります。厚生労働省の後期高齢者向け歯科健診の資料でも、咀嚼、舌・口唇、嚥下の機能を確認することが示されています。
敬老の日の食事をお口の健康確認のきっかけに
敬老の日に家族や親しい方と食卓を囲む予定があるなら、食事を楽しめているか、ご自身でも少し意識してみましょう。無理に硬いものを食べる必要はありません。以前との違いに気づくことが大切です。
・食べるのが遅くなった・避ける料理が増えた
以前より食事に時間がかかる、肉や野菜を残す、やわらかい料理ばかり選ぶようになった場合は、歯の痛み、入れ歯の違和感、噛む力の変化などが関係していることがあります。「食べられるから大丈夫」と考えず、気になる変化として歯科医院で伝えてみましょう。
・お茶や汁物でむせることが増えた
何度もむせる、飲み込みに時間がかかる、食後に声がかすれるように感じる場合は、飲み込みにくさが関係していることもあります。症状が続く場合や発熱・体調不良を伴う場合は、歯科だけでなく、かかりつけ医への相談もご検討ください。
・人前で話す・笑うことが気になる
入れ歯が動く、歯が気になる、口が乾きやすいなどの理由から、人前での会話を控えてしまうこともあります。食事だけでなく、「話しにくい」「口元が気になる」といった悩みも、歯科医院で相談できます。
痛みがなくても歯科検診を考えたい理由
お口の不調には、強い痛みが出にくいものもあります。歯科検診は現在の状態を確認し、必要に応じて詳しい検査、治療、日常のケアにつなげる機会です。
毎日のセルフケアを見直せる
手が動かしにくい、細かいところが見えにくい、入れ歯を使っているなど、お口と生活の状況によって適したケア方法は変わります。当院では、歯ブラシや歯間ブラシの使い方、入れ歯の清掃方法などについて相談できます。
お薬や持病についても伝えられる
服用中のお薬や持病は、お口の乾燥や歯の治療に関係する場合があります。受診時にはお薬手帳や現在の治療内容が分かるものを持参すると、確認がスムーズです。自己判断で薬を中止せず、必ず歯科医師へお伝えください。
受診前にメモしておくとよいこと
いつから気になるか、どの食べ物が噛みにくいか、むせる頻度、入れ歯の違和感、最後に歯科を受診した時期などを簡単に整理しておくと、相談しやすくなります。
歯科検診に関するよくある質問
歯が少なくても検診を受けられますか?
残っている歯だけでなく、歯ぐき、舌や頬などの粘膜、入れ歯、お口の清潔状態なども確認できます。歯が少ない方や総入れ歯の方も、気になることがあればご相談ください。
自治体の歯科健診と定期検診は同じですか?
対象年齢、費用、確認項目などが異なる場合があります。常滑市など自治体の制度を利用する場合は、届いた案内や受診券を確認し、対象の医療機関へ事前にお問い合わせください。制度は変更されることがあるため、最新情報の確認が必要です。
家族に付き添ってもらってもよいですか?
不安なことや伝えにくいことがある場合は、ご家族にメモを手伝ってもらったり、予約時に付き添いについて確認したりすると安心です。
ご家族の方へ
食べる速さ、避ける食品、むせ、会話の減少などの変化に気づいたときは、年齢のせいと決めつけず、「これからも一緒に食事を楽しみたいから、一度お口を見てもらおうか」と穏やかに声をかけてみてください。
受診を急かすのではなく、困っていることや付き添いの希望を聞くことから始めると、歯科検診を前向きに考えやすくなります。
歯科検診を考えている方へ
お口の健康は、食事を味わうこと、人と話すこと、自然に笑うことを支えています。敬老の日を、これからも自分らしく過ごすためのお口の健康確認のきっかけにしてみませんか。
おのうち歯科矯正歯科・こども歯科では、高齢者のお口の状態や入れ歯、日々のケアについてご相談を承っています。常滑市から通院先をお探しの方も、痛みが強くなる前の確認として、早めの受診をご検討ください。

