歯ぐきが下がって歯が長く見えるのはなぜ?原因と受診の目安|知多市の歯医者「おのうち歯科・矯正歯科・こども歯科」│痛み・急患に対応

ご予約・お問合わせ

TEL0569-42-0257

診療時間9:00~12:30 / 14:00~17:30
(土曜午後のみ14:00~16:30)

休診日日・祝日

閉じる
« 2026年10月»
月 火 水 木 金 土 日
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 

TOPICS

お知らせ

歯ぐきが下がって歯が長く見えるのはなぜ?原因と受診の目安

鏡を見たとき、以前より歯が長くなったように感じたり、歯と歯の間のすき間が目立ったりすることがありませんか。
これは歯そのものが伸びたのではなく、歯ぐきの位置が下がり、これまで隠れていた歯の根元が見えているためかもしれません。

歯ぐきが下がる原因は一つではありません。
歯周病の進行、毎日の歯磨きの力、歯ぐきの厚みや歯の位置、生活習慣などが複合している場合もあります。
この記事では、歯ぐきが下がる仕組みと起こりやすいトラブル、歯科医院へ相談する目安を分かりやすくお伝えします。



歯茎が下がる(歯肉退縮)とは?

歯ぐきの縁が本来の位置より下がり、歯の根元が露出した状態を「歯肉退縮(しにくたいしゅく)」といいます。
前歯など一部の歯だけに起こることもあれば、複数の歯で少しずつ進むこともあります。歯肉退縮は年齢だけで決まるものではなく、お口の中の状態や日々の刺激も関係します。

歯の頭の部分はエナメル質で覆われていますが、歯ぐきの中に隠れている根元は構造が異なります。そのため、根元が見えると見た目だけでなく、しみる、汚れが残りやすいといった変化につながることがあります。

歯茎が下がると起こるトラブル

歯肉退縮が起こると、歯が長く見える、歯と歯の間にすき間ができる、食べ物が挟まりやすくなるなどの変化が見られます。露出した根元に冷たい物や歯ブラシが触れ、知覚過敏のようにしみる場合もあります。

また、歯の根元は歯の頭の部分より酸の影響を受けやすいため、「根面う蝕」と呼ばれるむし歯にも注意が必要です。痛みがなく進むこともあるため、色の変化や段差だけで自己判断せず、歯科医院で確認してもらうと安心です。



主な原因① 歯周病による「歯ぐきや骨へのダメージ」

歯ぐきが下がる代表的な原因の一つが歯周病です。歯周病は、歯と歯ぐきの境目にたまったプラーク(細菌のかたまり)が関係して起こります。炎症が続くと、歯ぐきだけでなく歯を支える骨などの組織が傷み、歯ぐきの位置が下がって根元が見えることがあります。

歯磨きの際の出血、歯ぐきの腫れ、口臭、歯のぐらつきなどを伴う場合は、見た目の問題だけではない可能性があります。
歯周病は強い痛みが出ないまま進むこともあるため、変化に気づいた段階で相談することが大切です。
歯磨きの際の出血についてはこちら

歯周病の進行ステップ

歯周病は、歯ぐきだけに炎症が起こる「歯肉炎」から始まり、進行すると歯を支える骨にまで影響する「歯周炎」へ移ることがあります。3つの段階に分けると、次のようになります。

① 歯肉炎|歯ぐきに炎症が起こる

歯と歯ぐきの境目にプラーク(細菌のかたまり)がたまると、歯ぐきに炎症が起こります。赤みや腫れが出たり、歯磨きのときに血が出たりすることがあります。この段階では、炎症は主に歯ぐきにとどまり、歯を支える骨への影響はまだ見られません。

② 歯周ポケットが深くなる

炎症が続くと、歯と歯ぐきの間にある溝が少しずつ深くなり、「歯周ポケット」ができます。歯周ポケットの中は歯ブラシが届きにくいため、プラークや歯石がたまりやすくなります。

③ 歯周炎|歯を支える骨に影響する

炎症がさらに深い部分へ広がると、歯を支える骨や周囲の組織が減ることがあります。その結果、歯ぐきが下がって歯の根元が見えたり、進行すると歯がぐらついたりする場合があります。

歯周病は、強い痛みがないまま進むことがあります。出血がないから大丈夫と決めつけず、歯科医院で歯周ポケットの深さや歯を支える骨の状態を確認することが大切です。

 

主な原因② 間違ったブラッシングや物理的刺激

汚れを落とそうとして強い力で横にこすり続けると、歯ぐきを傷つけ、歯肉退縮につながることがあります。硬すぎる歯ブラシ、力をかけすぎた電動歯ブラシ、大きすぎる歯間ブラシなども、使い方によっては歯ぐきへの負担になります。歯ブラシの毛先が短期間で大きく広がる方は、力が入りすぎていないか見直してみましょう。

歯ブラシは軽く持ち、毛先を歯と歯ぐきの境目へやさしく当てて、小さく動かすことが基本です。ただし、磨きやすい角度や清掃用具の大きさは、歯並びや歯ぐきの状態によって異なります。自己流で力だけを弱めるのではなく、歯科衛生士に磨き方を確認してもらうと、磨き残しと刺激の両方を減らしやすくなります。
→歯予防歯科・メンテナンスについて

 

歯が外側に傾いている部分や、もともと歯ぐきや骨が薄い部分では、退縮が目立つことがあります。入れ歯の金具がかかる歯の周囲など、汚れや刺激が集まりやすい場所も丁寧な確認が必要です。

主な原因③ 生活習慣・習癖・加齢

喫煙は歯周病の発症や進行に関わる要因の一つです。また、歯ぎしりや食いしばりによる力、頬づえなどの習慣が、歯や歯ぐきへ負担をかけている可能性もあります。ただし、噛む力だけで歯肉退縮の原因を断定することはできないため、歯周病や歯磨きの状態と合わせて確認します。

年齢を重ねると歯ぐきの変化が目立ちやすくなることはありますが、「年齢のせいだから仕方がない」とは限りません。歯周病や根面う蝕、合っていない清掃用具が隠れている場合もあります。生活習慣を振り返るとともに、現在のお口に合ったケアを知ることが大切です。

定期検診の重要性

歯肉退縮は、見た目だけでは原因や進行の程度を判断しにくいものです。歯科医院では、歯周ポケットの深さ、出血の有無、歯を支える骨、むし歯や知覚過敏、歯磨きの力などを確認します。必要に応じて専門的な清掃を受け、家庭で使う歯ブラシや歯間ブラシの選び方も相談できます。

一度下がった歯ぐきが自然に元の位置へ戻るとは限りませんが、原因に応じた対応によって、これ以上の負担を減らせる可能性があります。歯が以前より長く見える、根元がしみる、同じ場所から出血する、食べ物が挟まりやすいなどの変化があれば、痛みが強くなる前にご相談ください。



まとめ|歯ぐきが下がった原因を確かめ、無理のないケアを


歯ぐきが下がる背景には、歯周病、強すぎるブラッシング、歯ぐきの厚みや歯の位置、生活習慣など、さまざまな要因があります。
大切なのは、強く磨いて解決しようとせず、現在の状態と原因を確認することです。
歯ぐきの下がりや歯の根元の変化が気になる方は、お気軽にご相談ください。お口の状態を確認し、ご自身に合った無理のないケアを一緒に考えていきましょう。

 

ページトップへ

24時間Web予約 無料メール相談