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反対咬合の治療開始時期について
反対咬合の治療開始時期について
前回のブログでは一般的な場合の矯正を始める時期について書きました。
今回は反対咬合の治療開始時期について書いていきます。
みなさんは反対咬合という状態をしっていますか❔
前歯のかみ合わせが上下で反対になっている状態の事をいいます。
このような歯並びが見られた場合はできるだけ早い時期から矯正をスタートする必要があります。
その理由は、前歯が反対になってしまっていると、上あごの成長が抑えられ正常な成長を阻害してしまうからです。
当院では3歳くらいから治療を開始しています。
取り外しのできる矯正装置を使うと、早い子だと3か月くらいで治ります🦷
しかし、反対咬合は注意しなくてはいけない事があります。
それは「下顎の成長」です。
3歳くらいから治療をするほとんどのお子様が治ります。
しかし、稀に10歳くらいから「下顎の成長」により顎が急に伸びてきてしまう子もいるのです。
この場合は矯正治療のみでの対応が難しく、手術をして治療をしなくてはならない事もあります。
その場合は当院では矯正専門医や大学病院を紹介し、しっかりと連携をとらせていただいております。